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<Jヴィレッジ>全面再開 風評払拭にも貢献/上田栄治副社長に聞く

全面再開したJヴィレッジで「再び『日本サッカーの聖地』と呼ばれたい」と語る上田副社長

 20日に全面再開したJヴィレッジの運営会社の上田栄治副社長(65)は、取材に「(福島県)浜通り地方の交流人口の拡大を図れる」と意義を強調した。「東京電力福島第1原発事故による風評は根強い」とも述べ、利用者の姿の発信を通し風評払拭(ふっしょく)に貢献する決意を語った。

 −目標は。
 「再び『日本サッカーの聖地』と呼ばれたい。トップ選手を間近で見られ、草の根レベルの選手も同じようにプレーできる施設を引き続き目指す」
 「他のスポーツや観光、企業研修などさまざまな用途で利用してもらいたい。地域の皆さんが気軽に利用できる工夫も重ねたい」

 −一部再開後の手応えは。
 「3月まで8カ月間の宿泊者は2万2440人と、ほぼ東日本大震災前の水準となった。宿泊棟の新設で収容人数は増えており、もっと働き掛けが必要。ラグビーのトップリーグのキャンプが複数計画されるなど他スポーツの利用が広がりつつある」

 −安全性をどう発信するか。
 「合宿場所を探す海外のチームに打診しても他施設を選ぶ例があり、まだ十分理解されていない。一度来てもらえば次につなげられる。発信力のあるイベントやチームに来てもらうなど地道な取り組みを進める」


2019年04月21日日曜日


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