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マタギに会える、マタギになれる「やってみよう!北秋田」 観光ブランド確立狙う

 北秋田市の地域資源を生かして独自の観光ブランド確立を目指そうと、「やってみよう!北秋田」北秋田地域素材活用推進協議会が発足した。地域活性化に向けた実行組織として市内の団体や企業が手を携えて取り組む。本年度は一般社団法人秋田犬ツーリズム(大館市)との共同事業で、伝統的な狩猟文化が残る阿仁地区の「阿仁マタギ」を情報発信していく。
 協議会には秋田内陸縦貫鉄道、市観光物産協会、鷹巣阿仁青年会議所、第三セクターのマタギの里観光開発などが参加。阿仁に本社がある内陸縦貫鉄道に事務局を置く。
 阿仁マタギの文化は阿仁の人々の営みに今も息づき、市は日本遺産登録を目指しているが、地域内外での理解は十分と言えない。こうした点を踏まえ、市民によるPR事業「マタギに会える、マタギになれる 北秋田」を展開して周知を図る。事業期間は2020年2月まで。
 主なイベントとして、公募の市民マタギが参加する「市民マタギウオーク」を前期と後期の計10回実施。秋田犬ツーリズムと内陸縦貫鉄道が作製したマタギ衣装30セットを貸与する。ウオークに合わせ、年2回現役マタギの鈴木英雄氏による「マタギ語り」を行う。
 マタギ資料館やマタギが使う刃物を製作する西根刃物製作所などを巡る阿仁地区の周遊ルートを整備し、マップを作成。阿仁マタギの歴史や固有の世界観などをまとめた電子図書を作る。イケメンマタギを募集するほか、6月に市内で開かれる全国マタギサミットへの参加を予定する。
 13日に北秋田市であった設立総会では、事業計画や役員体制を決めた。会長に選ばれた鷹巣阿仁青年会議所の沢田吉宏理事長(39)は「停滞はマイナス。やってみようというフレーズと共に各団体と連携して前に進みたい」と意気込みを語った。


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2019年04月22日月曜日


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