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<街路灯代解約忘れ>設置後契約結ばず、電気代未払いは約2300万円

 仙台市が道路照明灯の電力契約を解除し忘れた問題で、市は22日、調査結果の最終報告をまとめた。照明灯を設置したにもかかわらず、電力契約を結んでいなかったケースが新たに発覚。未払いは261基分で約2300万円と推定した。市は25日の市議会全員協議会で調査結果を説明する。
 未契約261基のうち、照明灯台帳で設置時期が推定できたのは225基。最も古い1993年度に最多の113基が集中した。設置時期が特定できなかった36基は、市が電力契約を認知した2016年7月以降の未払い額を推計した。
 一方、解約忘れは3月の中間報告から精査し、最終的に契約1729件と判明。過払い額は約9200万円と推定した。設置時期を推定できたのは1100件、不明は629件。05〜09年度に集中し、最多は09年度の206件だった。
 市は今後、過払い額から未払い額を差し引いた約6900万円に関し、東北電力と対応を協議する。
 19年度の当初予算に計上した「街灯電気料」は、前年度実績から金額を算出した。調査結果により、契約解除で約1800万円の減額、新規契約で約200万円の増額が必要となり、補正を検討する。
 市は再発防止策もまとめた。電力契約に関する手順書を作成し、電気代の支払い担当部署だけでなく、照明灯の管理部署も請求書を毎月確認することにした。照明灯台帳と、東北電が持つ契約情報を定期的に照合する仕組みも構築する。
 郡和子市長は市議会でこれまで「責任のありようは調査結果を踏まえて判断する」と述べており、全員協議会で責任問題にどう言及するかが注目される。


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2019年04月23日火曜日


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