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<仙台・燕沢乗り合い交通>第2弾試験運行 厳しい船出、利用目標に届かず

 仙台市宮城野区の燕沢地区交通検討会は22日、第2弾の試験運行中の乗り合い交通「のりあい・つばめ」の利用実績をまとめた。今月2日の運行開始から6運行日の利用者は1日平均26.8人で、目標の40人を下回る厳しい船出となった。
 出発式があった初日は1日48人が乗車したが、翌運行日以降は1度も目標に届いていない。9日はわずか9人の利用にとどまった。
 停留所別は「燕沢コミュニティ・センター」、起終点の「仙台オープン病院」の利用が多かった。新設した「東仙台1丁目」「燕沢1丁目」などJR東仙台駅周辺は伸び悩んでいる。
 22日の検討会では「時刻表や乗り方が分からないという声がある」「便数が少なく、運行時刻に合わせて行動するのが難しい」といった課題が指摘された。
 試験運行は9月27日まで。1日40人以上の利用を確保し、30%を超える収支率(運行経費に占める収入の割合)を達成できなければ、本格導入に向けた最終段階の実証運行に進めない。
 のりあい・つばめは、毎週火、水、金曜の午前8時台〜午後5時台に8便を運行する。燕沢地区を循環するルートで停留所は27カ所。車両は10人乗りジャンボタクシーで、運賃は1回200円均一となっている。
 大西憲三会長は「今は利用していなくても、将来は必要な交通手段と考える人は多い。運賃体系や停留所の環境を改善し、利用者を増やしたい」と語った。


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2019年04月23日火曜日


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