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<吾妻山>磐梯吾妻スカイラインが来月末に再開通 「にぎわい戻って」と観光関係者

 吾妻山の噴火警戒レベルが引き下げられた22日、打撃を受けていた観光関係者らは胸をなで下ろした。周辺を走る磐梯吾妻スカイライン(28.7キロ)も再開通に向けた除雪作業が近く始まり、関係者は「にぎわいが戻ってきてほしい」と期待した。
 福島市の高湯温泉と土湯峠を結ぶ磐梯吾妻スカイラインは、昨年9月のレベル引き上げに伴い全面通行止めになった。ゴールデンウイークが近づいても再開通が見通せず、関係者は焦りを募らせていた。
 高湯温泉の麓で観光果樹園を営む片平新一さん(65)は「近くの同業者からは廃業するという声も出ていた」と明かした。通行止めで農園は売り上げが半減したといい「ほっとしている。これから忙しくなる」と喜んだ。
 福島県によると、スカイラインは除雪を経て5月31日の再開通を目指す。直後の6月1、2日には福島市中心部で、6県の夏祭りが集う「東北絆まつり」がある。木幡浩市長は「安全性に注意しながら、福島の観光を楽しんでもらえるよう努めたい」と語った。
 吾妻山の山形側、米沢市の白布温泉で旅館を営む遠藤友紀雄さん(55)は「5月中旬までオープンする天元台スキー場の来場者が増えるといい」と話した。
 スカイライン再開通後も大穴火口から1.5キロの登山道の一部は、火山ガスの噴出があるため立ち入り禁止が続く。


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2019年04月23日火曜日


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