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倒壊の東防波堤 分離作業に着手 塩釜漁港で宮城県

倒壊部分と他の部分を切り離す作業が行われた東防波堤

 塩釜市の塩釜漁港にある東防波堤(全長1439メートル)の一部が倒壊した問題で、県は23日、被害拡大を防ぐため、倒壊部分を切り離す作業を実施した。
 県によると、倒壊部分と、被害を受けていない他の部分はコンクリート製の防波堤内部に通した鋼材でつながっている。倒壊部分に引っ張られ、残る部分も倒れる恐れがあった。
 作業は午前9時に始まった。防波堤近くに作業用台船が停泊し、作業員が刃にダイヤモンドをちりばめた水中ワイヤソーと呼ばれるワイヤ状ののこぎりを操作して、鋼材を切断した。
 切断作業は同日中に完了した。費用は約6000万円を見込む。今後、倒壊部分の撤去、防波堤の復旧の方法を検討する。
 東防波堤は2018年12月、北東から南西に延びる約700メートル区間のほぼ中央で、120メートルにわたる傾きが判明。今月3日に傾斜部分がそのまま倒壊し、うち60メートルが水没した。


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2019年04月24日水曜日


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