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県有識者検討会、女川原発2号機の建屋安全対策進行状況を視察

2号機原子炉建屋内で建設中のフィルターベント装置を視察する検討会のメンバー

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の安全性を検証する県有識者検討会は24日、安全対策工事が進む原子炉建屋内部などを視察した。現地訪問は2015年1月以来、4年3カ月ぶり。
 座長の若林利男東北大名誉教授(原子力システム安全工学)らメンバー7人は、東北電が建屋の破損防止策として設けるフィルター付き格納容器ベント装置の工事現場に入った。東北電の担当者が、重大事故発生時に放射性物質を金属繊維フィルターなどで取り除く仕組みを解説した。
 メンバーは海抜29メートルに達する防潮堤の建設現場も訪れ、工法などの説明を受けた。
 フィルター装置、防潮堤共に20年度の完成予定。若林氏は視察後の取材に「安全対策が4年前からどの程度進んだのか確認した。新規制基準に対応していた。視察を今後の議論に生かしたい」と話した。


2019年04月25日木曜日


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