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<山形空港旅客機脱輪>運輸安全委の事故調査官、機体や滑走路点検

 山形空港(東根市)で名古屋行きのフジドリームエアラインズ(FDA)の旅客機が滑走路を逸脱した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官が24日、現地調査を実施した。
 調査官4人は午前6時20分ごろから旅客機の外観や滑走路を点検し、パイロットら乗員4人から当時の状況などを聞き取った。
 滑走路では、左脇にある進入角指示灯(PAPI)の一つが破損。機体は前輪に傷が確認されたが、それ以外に目立った損傷はなかった。機体の方向をコントロールする操縦席のラダーペダルやステアリングハンドルも、外観からは異常が発見されなかった。
 タイヤの痕跡から、機体は離陸滑走を始めた直後に左側に逸脱したとみられる。調査官は今後、当時の走行スピードやエンジン出力などのデータを解析する。
 FDAによると、事故があった山形発名古屋行き386便エンブラエルERJ175は2016年6月に新造機として購入。飛行時間などにより義務付けられている「重整備」は今年1月に実施された。
 操縦していた男性機長(41)は「滑走中に左に向きが変わり、元に戻せなかった」と話しているという。
 山形空港事務所は同日午前8時に滑走路閉鎖を解除した。23日から24日朝にかけて計8便が欠航した。


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2019年04月25日木曜日


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