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仙台・折立中2自殺から2年「生き地獄のような毎日」遺族が談話

 仙台市青葉区の折立中2年の男子生徒=当時(13)=が教諭から体罰を受けた上、いじめを訴えて自殺してから26日で丸2年になる。遺族は25日、「本当に生き地獄のような毎日を送っている」との談話を発表し、苦しい心境を吐露した。
 遺族は談話で「家族の心に大きな穴が空き、寂しさと悔しさで日々過ごしていて、胸が押しつぶされそうな思いをしている。三回忌を迎える今もなお、子どもの笑顔や、家族を笑わせてくれた冗談を忘れることは一日もない」と明かした。
 市教委の第三者機関、市いじめ問題専門委員会は2017年9月以降、20回以上の会合を重ね、自殺の原因調査や体罰との関連性の分析を進めているが、いまだ答申には至っていない。
 遺族は「一向に審議が進んでいる様子はないように見える」ともどかしさを感じつつも、「丁寧に審議していると信じ、早く答申を頂くより、市や市教委の意識改革につながる答申にしてほしい」と要望した。
 会合の大半が非公開となっていることには「公開の場での委員会を数回しか行ってもらえず残念。どうしてなのかと不信感でいっぱい」と不満を募らせた。市や市教委には「自分たちの保身に走るのではなく、大切な子どもの命を守るために尽力されることを望んでいる」と苦言を呈した。
 専門委の川端壮康委員長(尚絅学院大教授)はこれまで、学校の対応に関して「必ずしも十分でないことがあった」と、問題があったとの認識を示している。


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2019年04月26日金曜日


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