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<GW>東北あすから10連休 子ども預け先不足深刻に、観光施設は開館時間延長も

連休中も平常通り診療に当たる仙台市若林区の市急患センター。各地の同種施設も同様の対応となる

 皇位継承に伴う10連休が27日に始まる。前例のない大型連休に医療や保育の現場はどう対応するのか。東北の状況をまとめた。

◎医療

 休日当番医をはじめ、一部の病院や診療所は連休中も診療に当たる。各地の夜間・急患の診療施設もほぼ平常通りの対応を取る。
 各県はこれら医療機関に関する情報をウェブサイトに掲載。ただ受付時間などが変更されている可能性があり、仙台市医師会は「電話で確認してから受診してほしい」と呼び掛ける。
 各県で対応時間は異なるが、夜間の子どもの病気やけがは「♯8000」で電話相談できる。

◎保育

 自治体は休日保育の受け入れ態勢を整えているものの、都市部では預け先不足が深刻化。仙台市は14施設で延べ1119人を受け入れるが、既に大量のキャンセル待ちが発生している。
 山形、福島両市も休日保育を拡充する。さらに在園児の臨時預かりを19施設で予定する福島市は「保育士が不足する中、安全に受け入れられる人数はどうしても限られる」(幼稚園・保育課)と理解を求める。

◎企業

 金融機関はローン相談センターなど一部を除き、本店や支店の営業を休止する。現金自動預払機(ATM)は使えるが、各機関は連休前後の混雑を懸念して「早めの来店を」と呼び掛ける。
 製造業などはほぼ通常の大型連休と同じ態勢を取る。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は5月5日までの9連休。鐘崎(仙台市)は品質を保つためにかまぼこを作りだめせず、工場を稼働させる。

◎行楽

 最大の書き入れ時に観光施設は腕をまくる。小岩井農場まきば園(岩手県雫石町)は30日〜5月2日を除き、開園を1〜2時間延長して園内ツアーの回数を増やす。アクアマリンふくしま(いわき市)も29日〜5月4日に閉館を1時間遅らせる。
 仙台市は5月4日、八木山動物公園や天文台など11施設を無料開放する。動物公園は「周辺道路の混雑が予想される」として地下鉄の利用を勧めている。


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2019年04月26日金曜日


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