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矢本海浜緑地が再開 多彩な施設整備、集客期待 宮城・東松島

矢本海浜緑地の全体イメージ。中央の道路を挟んで右側にパークゴルフ場、左側に芝生広場や遊具を設置したエリアがある
テープカットをして開園を祝う関係者

 東日本大震災で被災し、宮城県が再整備した東松島市の県立都市公園矢本海浜緑地が26日、開園した。園内にある県内最大級のパークゴルフ場は27日にオープン。遊具の広場など集客力のある施設を備え、市は交流人口の拡大に期待する。
 東西の両地区に分かれ、総面積は11.2ヘクタール。災害時、指定避難所の市大曲小への到達時間を短縮するため、震災前の場所から東に約2キロ移した。津波の一時避難場所として東地区に高さ8メートルの築山を造成した。
 東地区の約8ヘクタールには6コース54ホールのパークゴルフ場を整備した。日本パークゴルフ協会公認コースに認定され、国際大会も開催できる。無料の展望デッキからは、近隣の航空自衛隊松島基地を離着陸するブルーインパルスの飛行を間近で見ることができる。
 西地区には7000平方メートルの芝生広場やブランコ、シーソーなどの遊具、バーベキュー施設を設置。家族連れの来場を見込む。駐車場は3カ所で計約700台を収容できる。
 26日に現地で開園式があり、約100人が出席。村井嘉浩知事は「パークゴルフ場を核とする新たな交流拠点として、にぎわいを取り戻す一助となることを期待したい」とあいさつ。渥美巌市長は「沿岸で雪が少なく、年中パークゴルフができる。市の財産として活用したい」と語った。
 矢本海浜緑地は1980年に開園。石巻地方唯一の県立都市公園で、震災前は年約15万人が訪れていた。


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2019年04月27日土曜日


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