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<国民民主と自由 合併>議論紛糾 未明の決着 根深い確執浮かぶ

合併に合意し、記者会見する小沢氏(左)と玉木氏=26日午前2時ごろ、国民民主党本部

 国民民主党が自由党との合併を決めた一連の議論は25日夕から約6時間半続き、26日未明まで及んだ。夏の参院選岩手選挙区(改選数1)の候補者擁立を巡り議論が紛糾。主導した自由の小沢一郎代表(衆院岩手3区)に反発する国民の階猛氏(衆院岩手1区)らが合併の採決で反対した。根深い確執だけが浮かび、しこりを引きずる合併劇となった

 「岩手の問題が片付かない中で採決すべきなのか」。25日夕の両院議員懇談会で、階氏は玉木雄一郎代表に反論した。出席者によると「議論の8、9割は岩手。階氏はカセットテープのように同じ話を延々と繰り返していた」という。
 岩手選挙区で共産、自由、社民は元パラリンピック選手横沢高徳氏(47)を擁立。階氏ら国民県連は黄川田徹元衆院議員(65)を候補者に推す。玉木氏は各党県連の再協議が決まったと理解を求め、議員総会で採決に踏み切った。
 所属議員58人のうち約30人が出席。階氏を含む4人が反対した。記者会見で小沢氏と並んだ玉木氏は「野党結集の大きな固まりをつくる努力をしたい」と意義を強調。離党者は「出ないと思う」と断言した。
 一方、階氏は「仲間の意見を聞いて最終的な結論を出したい」と離党の選択肢を排除しなかった。「各党県連の再協議が意味のある場になるのかどうか」と疑問も投げ掛けた。
 玉木、小沢両氏が合流に合意して3カ月。旧民主党の分裂を引き起こした小沢氏への警戒感がくすぶり、議論は堂々巡りが続いた。
 国民の東北選出議員は「身内でもめていては見放されて当たり前」と支持率低迷の要因を指摘。別の議員も「リーダーの決定になぜ従えない」と一枚岩になれない現状を嘆いた。


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2019年04月27日土曜日


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