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「作業員経験で判断」プラント爆発運営会社が初会見 山形・上山

 山形県上山市のバイオマス発電所で2月、発電プラントが爆発し、近くに住む女性が軽いけがをした事故で、発電所を運営する同市の山形バイオマスエネルギー(五十鈴川潔社長)と、プラントの設計・施工を担当した東京都のテスナエナジー(山本貴士社長)は26日、山形県庁で記者会見を開き、これまでの調査結果を報告し、住民らに陳謝した。
 テスナ社によると、爆発したのは、プラントで生成した水素ガスなどをためるタンク。タンクや配管の酸素の抜き取りが不十分だったため、試運転でエンジンのスイッチを入れた際、タンク側に火が入る「逆火」という現象が起きたとみられる。逆火防止装置も設置していたが、火が想定以上に広範囲に広がって機能しなかったという。
 山本社長は「配管の酸素濃度は測っていたが、運転マニュアルに濃度の基準値がなく、現場の作業員が経験で判断してしまった」と説明。複数の酸素濃度計の設置や逆火防止装置の性能向上、マニュアルの改訂などの再発防止策を行うとしている。
 両社は5月11日に住民説明会を開き、改めて謝罪するとともに、事故原因や再発防止策を説明する。


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2019年04月27日土曜日


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