広域のニュース

<アンテナショップ>東北6県、東京勝ち残りに試行錯誤

 東北6県は県産品の販路拡大や観光誘客につなげるため、いずれも東京にアンテナショップを構える。商品の良さをアピールするだけでなく、季節のイベントを開いたり接客態度に磨きをかけたり、勝ち残りに向けた試行錯誤を重ねる。
 6県が東京に置くショップの売り上げは、確定値が出ている2017年度の多い順に岩手5億2100万円、宮城5億300万円、山形と福島4億1700万円、青森3億5500万円、秋田3億3800万円。
 ショップの売り上げを引っ張るのが、その県ならではの看板商品だ。岩手の「いわて銀河プラザ」(銀座)ではポップなラベルの「サヴァ(サバ)缶」が人気。青森の「あおもり北彩館」(飯田橋)では黒ニンニクをまとめ買いするリピーターが多いという。
 来店のきっかけとなる催し物も重要だ。山形の「おいしい山形プラザ」(銀座)は県内有名レストランのシェフの料理教室を開催。秋田の「あきた美彩館」(品川)は県産純米酒3種が飲み放題になるイベントを毎月開いている。
 観光客に加えて近隣住民の取り込みも図るのは宮城の「宮城ふるさとプラザ」(池袋)。自宅用に買いやすいよう小分け商品を多く取りそろえており、笹かまぼこも1枚ずつばら売りしている。
 福島の「日本橋ふくしま館」は接客にも気を配る。菓子メーカーが試食販売する際には客との距離を縮めるため、使用済みのようじを客に捨てさせず直接受け取るよう助言するという。


関連ページ: 広域 経済

2019年04月27日土曜日


先頭に戻る