宮城のニュース

<新元号「令和」>出典序文はこれ 江戸時代の万葉集、宮城県図書館で展示

令和の出典となった文が記された万葉集。左部分に「梅花の歌」の序文がある

 新元号「令和」への改元を前に、宮城県図書館は28日から、同館で所蔵する江戸時代の万葉集を展示する。新元号の出典となった巻五の「梅花の歌」の序文に、「初春令月、気淑風和」の文章を見ることができる。

 万葉集は奈良時代に編集された和歌集で、展示するのは江戸時代の1709(宝永6)年に木版印刷で刊行された「宝永版本」。縦26.1センチ、横18.8センチで、書き込みの跡などもある。
 万葉集が県図書館に保管された経緯は明らかになっていないが、同館の前身「宮城書籍(しょじゃく)館」の蔵書印があることなどから、少なくとも明治時代には所有していたとされる。
 根岸一成資料奉仕部長は「普段は貴重書庫に保管されており、一般の人が目にする機会はなかなかない。ぜひ生の資料を見てほしい」と話す。
 展示は5月31日まで。10連休を除く月曜、祝日の翌日と、8、14、21日が休館日。午前9時〜午後5時。入館無料。連絡先は資料奉仕部022(377)8480。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2019年04月28日日曜日


先頭に戻る