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仙台南部でタイヤ盗難被害多発 「無防備な保管避けて」注意呼びかけ 1〜4月38件

不動産管理会社の社長(右)に防犯指導する仙台南署員

 仙台市南部でタイヤの盗難被害が多発している。市南部の太白区を管轄する仙台南署管内で今年1〜4月、38件の被害が発生。既に昨年1年間(72件)の半数を超えた。冬タイヤを履き替えるドライバーが増える大型連休に被害の拡大が懸念され、南署は無防備な保管を避けるよう注意を促している。
 太白区八木山のマンション駐車場で25日、4本のタイヤが無造作に積まれていた。
 注意喚起のため、現地に足を運んだ南署八木山交番の植野統祥所長は「ラックに保管して鍵をかける二重の対策が有効」「窃盗犯は5分以上かかりそうな犯行を敬遠する」と、管理する不動産会社の社長に助言した。
 南署によると、今年は太白区八木山、西多賀地区の住宅地に被害が集中している。現場は集合住宅の駐車場(13件)が最多。目立つ場所に積まれたタイヤを4本まとめて持ち去られたケースが大半を占め、日中の被害が多いとみられる。
 盗まれたタイヤは、自動車用品店やインターネットで転売されるケースが多いという。置きっ放しのタイヤは簡単に持ち去ることができる上、購入する側が盗品を見抜くのが難しいとみられ、捜査関係者は「気軽な小遣い稼ぎの犯行だろう」と分析する。
 南署は交番の広報誌などで注意喚起している。小畑健二刑事1課長は「販売業者などの預かりサービスを利用するのも一つの手段。目立たない場所で厳重に保管してほしい」と話す。


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2019年04月29日月曜日


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