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<ベガルタ>途中出場の長沢決勝弾 基本布陣変更実る

仙台−G大阪 試合終了間際、決勝ゴールを決めて喜ぶ仙台・長沢(小林一成撮影)

 布陣変更と的確な選手交代。指揮官が振った采配が、平成最後の試合で劇的な勝利を呼び込んだ。
 試合終了間際の決勝ゴールは途中出場の関口、長沢が絡んだ。起点になったのは、本職とは逆の右サイドで中盤に入った関口。中央でボールを受けると「落ち着いた判断ができた」とゴール前に縦パスを入れ、石原崇を経て長沢が右足で押し込んだ。
 長沢は「相手GKとDFの間にパスが入ればボールに触れると思った」と狙っていた。G大阪から今季加入し、これがリーグ戦初得点。ルヴァン杯で3戦連続得点と好調で「15分もらえれば1点取れると思っていた」と言う通り、投入後わずか9分で古巣を沈めた。
 基本布陣の大胆な変更も奏功した。仙台は2017年から基本とした「3−4−3」から「4−4−2」に転換。コンパクトな陣形で選手同士の距離感がぐっと縮まり、高い位置でパスがつながるようになった。
 「高めの位置でプレーできたのが良かった」と関口。同点弾を決めたのも、最終ラインから攻め上がった永戸。守備に転じても堅いブロックを形成できた。
 「守備の部分で縦横にコンパクトにして守れていることが大きい」と渡辺監督。殊勲の長沢も「まだ2勝しただけ。逆転勝利をきっかけに波に乗りたい」と手応えをつかんだ。令和のスタートとともに、16位からの反転攻勢に向かう。(斎藤雄一)


2019年04月29日月曜日


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