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<バレー>遅咲き28歳 塩釜出身渡辺、初の全日本 東京五輪へアピール誓う

初の代表合宿で練習に励む渡辺(右)=24日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

 2019年度のバレーボール女子日本代表に、宮城県塩釜市出身の渡辺彩(トヨタ車体、宮城・古川学園高出)が選ばれた。地元宮城の仙台ベルフィーユでプレーしていたが、解散で現在のチームに移籍。28歳でのうれしい初選出に「(20年の)東京五輪出場につながるよう頑張りたい」と意気込む。
 ポジションは主にブロックの役割を務めるミドルブロッカー。176センチの体格は決して恵まれているとは言えないが「身長がなくても技術でカバーできる」。素早い動きを武器に実績を積んできた。
 選手としてのキャリアは波乱に富んでいる。高校卒業後、下部リーグの三洋電機に入団したが、12年5月に活動休止。プレーの場を故郷に求め、ベルフィーユに移籍した。主将を務めるなど中心選手として活躍したが、今度は17年6月にベルフィーユが解散。トヨタ車体に移籍した。
 苦しい状況の中でも前向きにバレーに取り組む姿勢を貫いてきた。チームでミスがあっても、常に笑顔で切り替える。ベテランの域に入り、ムードメーカーとしての役割も重要だと感じている。
 遅咲きの代表入り。「東京五輪に行くなら今年の代表入りが必要不可欠だった」と胸をなで下ろす。「ずっと代表を目指してやってきた。東京五輪に出場できるよう、日本開催のワールドカップ(9月)などでしっかりアピールしていきたい」と力強く語った。


2019年04月29日月曜日


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