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平成最後の日 仙台でも感謝の声「陛下お疲れさまでした」

平成最後の日、仙台市中心部の商店街には国旗が掲げられた=30日午前、仙台市青葉区一番町2丁目

 30年余り続いた「平成」が30日、最後の日を迎えた。「お疲れさまでした」「ゆっくりしてほしい」。仙台市内は皇位を退かれる天皇陛下と、寄り添い続けた皇后さまへの感謝の思いに包まれた。
 10連休4日目のJR仙台駅前はあいにくの雨にもかかわらず、大勢の観光客や帰省客らでにぎわった。「日本のお父さまのようで身近に感じられた」。塩釜市のデザイナー教室役員小野和子さん(80)は、長年の象徴としての務めをねぎらった。
 友人と待ち合わせをしていた仙台市宮城野区の会社員佐々木修朔(しゅうさく)さん(22)は「異常気象が多い中、被災者の気持ちをよく考えてくれた優しい人」と振り返った。青葉区の契約社員三瓶美江さん(49)は「皇族の負担が大きく、少しずつ仕組みを変えていければいい」と重責を担う立場をおもんぱかった。
 岩沼市で東日本大震災に遭い、仙台市太白区のあすと長町第3市営住宅に住む団体職員飯塚正広さん(57)は、被災地の避難所でひざまずいて話す両陛下の姿が印象に残る。「他の皇族方もとても気さく。陛下が皇室の模範として引っ張ってきたからではないか」と感謝を口にした。
 市中心部の商店街には多数の国旗が掲げられ、去りゆく「平成」を惜しみ、新時代「令和」の到来への期待感に包まれた。クリスロード商店街に買い物に来ていた酒田市の自営業佐藤久美さん(47)は「多忙だった分、これからは美智子さまとゆっくり過ごしてもらいたい」と笑顔で話した。


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2019年04月30日火曜日


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