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新時代へ令和の暁 仙台「災間」共に歩もう

令和元年の夜が明け、明るさを増す仙台の街並み=1日午前4時50分ごろ、仙台市青葉区の仙台城跡から撮影

 新たな時代の太陽が昇り、100万都市・仙台の街並みを、被災した海辺の古里を照らす。
 令和元年が1日、スタートした。東日本大震災をはじめ、大規模災害が多発した平成は「災」の時代と呼ばれる。震災列島に生きる私たちにとって、新時代は決して「災後」ではない。
 宮城野区蒲生で被災し、防災集団移転団地で町内会長を務める片桐勝二さん(68)は、約200世帯が暮らす新たな地域の防災力の向上に汗を流す。
 災害時に助けが要る人は何人いるか。各世帯を訪ねて台帳を作り、訓練を繰り返す。「震災で顔の見える関係の大切さを痛感した」と片桐さん。「災間」の今を自覚的に生きる。
 少子高齢化が進み、経済格差が拡大する中、共助を育む私たちの英知が問われる。共に歩もう。令和の光を浴びながら。


2019年05月01日水曜日


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