福島のニュース

<新両陛下>東北と縁深く 福島・裏磐梯散策で自然満喫

新天皇、皇后両陛下が乗られたゴンドラ。スキー場山頂からトレッキングを楽しんだ=福島県北塩原村のグランデコリゾート

 新両陛下は福島県北塩原村の裏磐梯に1997、2000年の2度訪れられた。ともに静養が目的で、自然を満喫したようだった。
 00年9月の訪問時には、スキー場の山頂から約5キロの遊歩道を3時間かけて散策した。新陛下はキノコ、新皇后さまは花木に興味を持った様子。終了間際、新陛下は警備担当を含む約170人の集合写真を自ら呼び掛け、皇宮警察幹部を「こんなことは初めて」と驚かせた。
 案内した元村長高橋伝さん(80)は「それほど快適な時間を過ごされたのだろう。良い意味で皇族らしさがなく、次第に親近感が湧き、友達のような感覚になった」と笑う。
 5日間、新両陛下は天体観測やテニスを楽しんだ。97年時と異なり、日々の行動や料理は事前に決められていなかった。新両陛下の希望が尊重されたとみられる。
 この時に購入した土産品のポーチを、長女愛子さま(17)が幼稚園に入る際に手にする映像が流れたという。宿泊先となった裏磐梯グランデコ東急ホテルのスタッフ高野美鳥さん(62)は「何年も大事にされていると知って従業員一同驚き、感激した」と話す。
 2001年の愛子さま誕生を祝い、村は翌年に桜を2001本植樹した。4月25日に開花し、見頃を迎えているという。


関連ページ: 福島 社会

2019年05月01日水曜日


先頭に戻る