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<金蛇水神社>日本庭園の整備10月着工 改元記念事業、飲食店入る「休憩棟」も

休憩棟(中央)などを整備する金蛇水神社外苑のパース図

 ボタンの名所として知られる宮城県岩沼市の金蛇水神社が、外苑の整備事業を計画している。ボタン園を日本庭園に造り替え、参拝者休憩所も建て替える。改元に合わせた記念事業で、高橋以都紀(いつき)宮司(35)は「新しい時代に即した神社にしたい」と構想を描く。
 参拝者休憩所の建て替えは今年10月に着工し、来年3月末に終える計画。休憩室や飲食店が入る「休憩棟」と、ボタン園への入り口となる「牡丹(ぼたん)棟」を整備し、駐車場から境内に通じる新たな参道の両脇に配置する。現代的デザインの木造平屋計約1000平方メートルで、参道にも屋根を架ける。
 ボタン園は参拝者休憩所の南東側に移設し、日本庭園として造成する。100種類、1300株がある現在のボタン園約3300平方メートルと同規模となる見込み。これまでボタン園は5月ごろの開花時期だけ開園していたが、完成後は常時開放する。
 ボタン園南側のツツジ山には竹林を抜ける登頂コースを設ける。ボタン園西側には約1000平方メートルの多目的広場を整備し、来年以降、祭典時の奉納技芸などで使う舞台も設置する。
 参拝者休憩所の設計に当たっては、2017年12月に仙台市内であった日本建築家協会東北支部宮城地域会主催の設計競技でアイデアを募集。約30事業者の中から最優秀賞に選ばれた仙台市内の建築設計事務所に依頼した。
 高橋宮司は「海外からの参拝客も視野に入れ、自然や花々と心豊かに触れ合う空間をつくりたい」と話す。


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2019年05月02日木曜日


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