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<仙台暮らし>移住者向け情報紙「nottso」創刊

刷り上がった「nottso」を確認する(右から)桃生さん、村上さん、高村さん

 仙台市を拠点とした市民グループ「つれづれ団」が、今春から仙台で暮らし始めた人のための情報紙「nottso(ノッツォ)」を発行した。多彩な執筆者がそれぞれの視点でお気に入りの場所や店、推奨する過ごし方などを紹介している。

 A5判で八つ折りになっていて、広げるとA2判になる。ノッツォは仙台弁で「ふらふらとさまよう様子」を意味。「『ノッツォ』を手に、のっつぉをこいて(ほっつき歩いて)ほしい」との思いを込めた。
 執筆しているのは、仙台在住かゆかりのあるミュージシャンや古書店主、研究者、大学生ら20〜60代の13人。飲食店や公園といったお薦めのスポット、街歩きや散歩のコースなどの紹介の他、フライヤー(チラシ)を見つける、鍋を囲むといった、仙台生活をより楽しむための提案もある。
 つれづれ団は「東北の日常をもっと面白く」を合言葉に2008年から活動。仙台市内外の約400人が職種を超えてメーリングリストでつながり、イベントを企画するなどしてきた。
 今回編集に関わったのは仙台在住の4人。「仙台に10年以上住む自分が知らない情報も多い。転入者以外にも面白いと思ってもらえるのではないか」と東北芸術工科大2年の高村拓弥さん(20)。デザイナーの村上美緒さん(33)は「あえて地図は載せず、写真も白黒にした。読んだだけで満足せず、調べるところから楽しんでほしい」と話す。
 執筆者を変えて毎年春に発行する計画。つれづれ団団長で社団法人代表の桃生和成さん(36)は「仙台は転出入者が多い街。転入者に生活者の視点の情報を届け、優しく迎え入れたい」と語る。
 1000部作製。300円。仙台市内のギャラリー「ターンアラウンド」、ブックカフェ「火星の庭」などで販売している。連絡先は桃生さん090(6450)3219。
 


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2019年05月03日金曜日


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