宮城のニュース

<楽天>好投古川に援護なし 序盤1失点 直球に威力、6回尻上がり

1回、今宮に先制二塁打を許した東北楽天・古川

 「野手の皆さんに申し訳ない」。試合後、東北楽天の先発古川は悔しさをかみ殺すように語った。
 打線の援護がなく敗戦投手となったが、6回1失点と試合はつくった。悔やんでも悔やみ切れないのは一回の失点だ。1死から周東に中前打を許し、続く今宮に右中間への適時二塁打で先制された。2人に打たれたのは高めの直球。「簡単に入り過ぎた」。ソフトバンク打線は甘い球を見逃してはくれなかった。
 それでも気迫のこもった投球で二回以降は追加点を与えなかった。四回は1死一、二塁とされたが、上林(仙台育英高出)、甲斐を連続で空振り三振。五回は2四球などで2死満塁の危機を招いたが、松田宣をカーブで捕邪飛に打ち取った。平石監督は「回を重ねるごとに良くなっていった。ピンチでも慌てることなく投げていた」と評価した。
 この日の最速は147キロ。球速は昨年6月の巨人戦(東京ドーム)でプロ初勝利を挙げたころに戻りつつある。2軍での調整中は「あの時のような直球に戻す。むしろレベルアップしたい」と誓っていた。
 今季初登板だった4月25日の日本ハム戦も6回1失点と好投した。「直球の感覚もいい感じ。継続していきたい」。力投を続けていけば今季初勝利はそう遠くない。(伊藤卓哉)


2019年05月03日金曜日


先頭に戻る