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元気な掛け声再び 子どもみこし、9年ぶり復活 女川・白山神社

津波の被災から修復され、9年ぶりに町内を練り歩いた子どもみこし

 東日本大震災の津波で被災した宮城県女川町の白山神社の子どもみこしが修復され、同神社の例大祭で3日、2010年以来、9年ぶりに披露された。
 新調した法被を着た子どもら16人が担いだ。「わっしょい、わっしょい」との掛け声を上げ、約5時間にわたり町内を練り歩いた。
 女川中1年の高泉真奈さん(13)は「みこしの復活は女川を元気づける。とても良いことだ」と話した。
 みこしは震災当時、津波で全壊した神社本殿に保管されていた。流失は免れたが、海水で漆が浮き上がり、金属製の飾りがさびたりするなど激しく損傷した。
 サッポロホールディングス(HD)の支援で、県外の神仏具を扱う業者が半年をかけて漆を塗り直すなどの修復を施した。
 神社総代会の佐藤良一会長(73)は「とても感慨深い。次の世代にも引き継いでいきたい」と話した。


2019年05月04日土曜日


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