宮城のニュース

<ベガルタ>力負け…王者に押し込まれ3失点

川崎―仙台 前半13分、川崎・小林(11)に先制ゴールを決められる。右は仙台GKシュミット(小林一成撮影)

 仙台は2連覇中の王者に守備を崩され、今季2度目の3失点。自陣に押し込まれ、ボールを支配したい川崎の思惑通りの展開とされた。
 川崎の華麗なパス回しと流動的なポジション変更に対応できなかった。新布陣「4−4−2」の泣きどころであるサイドバック(SB)とセンターバックの間を突かれ、カウンターから先制点を献上した。
 「前半の立ち上がりからサイドを崩され、がたついた」と金正也。永戸も「上がってきた相手のSBに対してスライドして対応し、最終ラインと中盤がバランスを保てたら、前で圧力をかけられた」と唇をかむ。
 押し込まれる時間が長くなるほど、守備陣の負担は重くなり、判断ミスは増える。2失点目は常田のパスがカットされて速攻を食らった。3失点目は永戸が縦へのドリブル突破を止め切れずPKを与えた。常田は「守備ラインを2、3メートル押し上げるだけで試合展開は変わった」と振り返る。
 この試合で川崎は地元の相撲部屋とのコラボで、行司による選手紹介などがあり、気分を盛り上げていた。やすやすと相手の土俵に乗ってしまったのが余計に悔やまれる。
 「前に出て行こうとすれば、高い位置でボールは取れる」と渡辺監督。次節はホームで強豪の広島と顔を合わせる。強気に前進し、バランスを立て直したい。
(斎藤雄一)


2019年05月04日土曜日


先頭に戻る