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「一緒のユニホームで試合したい」富谷の障害者フットサルチームがCFで支援呼び掛け

そろいのユニホームで試合する日を楽しみに練習に励むメンバーら=4月21日、富谷市
ユニホームなどの購入資金を募るCFサイトのQRコード

 宮城県富谷市を拠点に活動する障害者のフットサルチームが、インターネットのクラウドファンディング(CF)でユニホームなどの購入資金を募っている。手弁当の運営に財政的な余裕はなく、幅広い支援を呼び掛けている。
 「おそろいのユニホームを着て試合に出たい」。CFのサイトに載せた集合写真で、メンバーが笑顔でアピールする。チーム名は「ロス・エンカンタドーレス」。スペイン語で「すてきな人たち」を意味する。「アヴァンサ」の名称で昨年4月に活動をスタートさせ、秋に名称を変更した。
 メンバーは小学生から40代の約40人。月1回、富谷市内で練習会を継続して開く。4月21日はFリーグ・ヴォスクオーレ仙台の千葉泰伸さんが指導した。
 会場や用具はヴォスクオーレの支援を受けている。現状について、保護者代表の富谷市の山下咲子さん(75)は「障害のある子の家は親がかりで、多くは裕福でない」と説明。息の長い活動を願い「ユニホームで一体感を得たい」と話す。
 CFを機に、ユニホーム一式、ボールなど用具の購入を予定する。目標は60万円で、期限は今月30日。4日現在で13万円余りが集まったが、達成にはより多くの協力を必要としている。
 障害者がスポーツを楽しむ場は少ない。山下さんの息子で知的障害がある会社員の英騎さん(45)は「体を動かせる場は貴重。そろいのユニホームで他のチームと交流できたらうれしい」と期待を寄せる。
 チーム運営に携わる介護・福祉施設経営の「東北福祉ビジネス」(仙台市太白区)の佐藤吉永さん(51)は「CF挑戦を通じ、障害者が生き生きと活躍できる居場所をつくりたい」と言う。ユニホームをそろえ、今秋にも交流試合を開催して披露したい考えだ。
 復興庁のCF支援事業の対象。募金のホームページはロス・エンカンタドーレスのフェイスブックページからアクセスできる。連絡先は022(739)7791。


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2019年05月05日日曜日


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