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見上げてごらん名取の星を 仙台高専生ら出張プラネタリウムを企画、CFで資金募る

自作プラネタリウムの改良に向け、議論するメンバーら=仙台高専名取

 仙台高専名取の生徒らが名取市内で移動式プラネタリウムを運営するため、市民団体「名取天文台」を結成した。本格的なプラネタリウム投映機とエアドームを製作し、8月に子ども向けのイベントを企画する。投映機の改良に向け、インターネットのクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。
 メンバーは仙台高専名取の2、3年生5人と美田園高3年生の計6人。会長の仙台高専名取3年、畑中駿平さん(17)らが2017年度から天文部でプラネタリウムの自作に挑戦し、今年1月には市内で初のイベントを実施した。活動をさらに拡大させようと、今年3月に団体をつくった。
 自作したプラネタリウム投映機はレンズ式で、肉眼で見える約8000個の星を映し出し、天体の日周運動も表現できる。緯度の設定を変えることで、世界中の星空を投映できる。
 プラネタリウムを鑑賞するエアドームは直径4メートルで、定員20人。農業用ビニールハウスに使う遮光素材を活用して製作した。今後は収容人数を増やすため、直径6メートルのドーム作りを計画している。
 星を身近に感じてもらおうと、8月に市内で出張プラネタリウムを開く予定。畑中さんは「星が見えにくい街の中で満天の星空を体験してほしい」と話す。
 投映機やドームを改良するためのCFの目標額は40万円。ウェブサイト「キャンプファイヤー」で今月28日まで募っている。


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2019年05月05日日曜日


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