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桑折宿の町並み一望 旧伊達郡役所の「塔屋」で初の見学会

町並みを望む塔屋で、ガイド(右)の説明を聞く参加者

 国の重要文化財に指定されている福島県桑折町の旧伊達郡役所で、町は4日、普段は立ち入りが禁止されている塔屋(とうや)の見学会を初めて開いた。
 塔屋は建物の3階部分にあり、はしごで登る危険な場所のため一般公開されていない。見学会は2回開かれ、地元住民を中心に計40人が参加。ガイドの説明に耳を傾けながら、約20メートルの高さから宿場町だった桑折の町並みや桑折西山城跡、吾妻連峰などを眺めていた。
 父親の実家が桑折町にあるという仙台市太白区の八本松小5年の鈴木青空(そら)君(10)は「高い場所から町を見るのは初めて。不思議な感じで、楽しかった」と声を弾ませた。
 1883年に建設された旧伊達郡役所は木造一部3階の擬洋風建築物(延べ床面積約600平方メートル)。塔屋は建設直後に強風による振動が大きいため解体されたが、国の重要文化財指定後の1979年に復元工事が完了した。
 見学会は5日も午前10時と午後2時にある。


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2019年05月05日日曜日


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