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<参院選>宮城選挙区の構図固まる 焦点は野党一本化

街頭で支持者に話し掛ける石垣氏=4日午前11時50分ごろ、仙台市青葉区
街頭で支持者と握手する舩山氏=1日午後0時5分ごろ、仙台市青葉区
後援会の会合後、支持者と握手する愛知氏=6日午後8時ごろ、仙台市泉区

 夏の参院選宮城選挙区(改選数1)は、立憲民主党が7日、新人石垣のり子氏(44)の擁立を決め、与野党対決の構図が固まった。定数が2から1に減った前回(2016年)を制した野党勢力は、候補者一本化に向けて新人舩山由美氏(51)を擁立する共産党との調整を急ぐ。自民党は4選を狙う現職愛知治郎氏(49)を立てて迎え撃つ。前回苦杯をなめた野党共闘に警戒感を強めている。(2面に関連記事)

 「国の文書改ざんや統計不正は国家の崩壊、民主主義の破壊だ。国民を冒涜(ぼうとく)している」。仙台市青葉区のホテルで7日、出馬表明した石垣氏は与党の国会運営に批判の矛先を向けた。
 前回の勝利から間もなく3年がたつ。安倍晋三政権では閣僚の失言や省庁の不祥事が相次ぐが、立民をはじめとした野党各党の支持率は低空飛行が続く。
 立民県連代表の岡本章子衆院議員(比例東北)は会見で「(与党候補と)戦える環境を整えるのが次の私の仕事だ」と述べ、野党候補の一本化を急ぐ考えを示した。
 共産県委員会の中島康博委員長は取材に対し「自民に勝つには共闘は必ずやらねばならない」と候補者調整に前向きな姿勢を見せる。一方で「原発再稼働など『自民政治を変える必要がある』と有権者が思える旗印を掲げたい」と野党間の政策合意の必要性も説く。
 対する愛知氏は4度目にして初めて1人区に臨む。泉区で6日夜にあった後援会の会合では「大変厳しい選挙になる。全身全霊で勝ち抜き、皆さんに恩返しする」と力を込めた。
 会合後の取材に、愛知氏は「女性だからとかではなく、宮城の将来を担える人材かどうかだ。これまで仕事をしてきた私は、宮城の代表に恥ずかしくない候補だ」と胸を張った。
 自民県連の石川光次郎幹事長は石垣氏について「全くの未知数。それ故に怖さもある」と警戒。「(愛知氏が)どう活動し、組織としてどう対応するかが大事だ」と気を引き締めた。


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2019年05月08日水曜日


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