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大きな胸、気にせずおしゃれ 鶴岡出身・和田さん開発 仙台パルコに限定出店

胸の大きい女性用に開発した商品を並べる和田代表

 山形県鶴岡市出身の和田真由子さん(28)が代表を務めるアパレル「エスティーム」(東京)が胸の大きい女性向けの服を開発し、仙台市青葉区の仙台パルコに12日まで期間限定で出店している。和田さんは「どんな体形でも胸を張って生きてほしい」と思いを込める。東北での店舗販売は初めて。
 同社は2016年8月、胸のサイズEカップ以上を表すブランド「overE(オーバーイー)」を立ち上げ、シャツやジャケット、ワンピース計約30アイテムを展開する。オンラインで販売しながら、全国のファッションビルに期間限定での出店を続ける。
 胸の大きい女性はバストに合わせて服を選ぶと、袖が長すぎたり、ウエストのくびれがなく太って見えたりする。特にすっきり着こなしたい仕事着に対する要望が多く、デザインは体のラインに合わせて立体感を持たせた。胸元の裏側に「隠しボタン」を取り付け、不意にボタンが取れたり、隙間から下着が見えたりしないよう工夫した。
 和田さんは大学進学後、人間関係がうまくいかず、胸が大きいことから外見にコンプレックスを感じ、引きこもりがちに。就職後も電車で乗客からシャツのボタンが開いていることを指摘され、恥ずかしい思いをしたという。自分に似合う服を作ろうと起業を志し、服飾関連の工場に相談。シャツのパターンは10回作り直した。
 16年に起業すると、同じ悩みを持つ女性が多いことが分かった。定期的に交流会を開き、デザインの改良に役立てている。和田さんは「お客さまに育ててもらっているブランド。試着だけでもして意見を聞かせてほしい」と呼び掛けている。


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2019年05月08日水曜日


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