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花渕浜の復興を実感 七ヶ浜町で住民らウオークラリー

表浜を見ながら歩く参加者

 東日本大震災の津波で被災した宮城県七ケ浜町花渕浜地区でハード面の復興がほぼ完了したことを記念し、「復興記念 花渕浜ウオークラリー2019」が6日、同地区であった。住民らが新しく変わったまちを確かめながら歩き、絆を強めた。
 地元自治会の花渕浜区が主催し、住民や町内に住む旧住民が約150人参加。花渕浜地区避難所を出発し、民家流失に伴い整備された表浜公園や防潮堤、小浜公園など約5キロを歩いた。
 表浜ではドローンで記念撮影した。参加者は砂浜に大漁旗や地区の旗を置き、「復興記念ばんざい」と両手を上げて笑顔で写真に収まった。
 終点は特産品販売施設「うみの駅 七のや」前の館下中央公園で、震災前は住宅密集地だった場所。高齢者ら約50人が合流し、ヤマザクラを記念植樹した後、和太鼓やバンドの演奏、餅まきなどを楽しんだ。
 完歩した70代主婦は「地元に住んでいるが、新しくなった浜の周辺を見たのは初めて。震災時のあの光景がこんなに変わったのかと驚いた。浜がきれいでうれしい」と喜んだ。
 実行委員長で花渕浜区の鈴木幹夫代表区長は「震災の教訓を伝えるのはもちろん、新たなステージに進み、団結して地区を盛り上げていきたい」と話した。


2019年05月08日水曜日


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