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<楽天>七回に猛攻、打者一巡で一挙5点 連敗4で止め勝率5割に戻す

3回東北楽天2死、辰己が中越えにプロ初本塁打となる同点ソロを放つ

 東北楽天が打ち勝った。連敗を4で止め、勝率を5割に戻した。
 0−1の三回、辰己のプロ初本塁打で追い付くと、四回には暴投で勝ち越し。六回は2死満塁から茂木の内野安打で1点を追加すると、七回には、ブラッシュの3ランなど打者一巡の猛攻で5点を奪い、突き放した。先発福井は5回1失点と好投。救援陣5人がリードを守った。
 西武は8失点と投手陣が振るわなかった。

西武−東北楽天7回戦
(東北楽天5勝2敗、13時、メットライフドーム、28,885人)
東北楽天001101500=8
西  武010000030=4
(勝)福井5試合3勝1敗
(敗)本田4試合2勝2敗
(本)辰己1号(1)(本田)ブラッシュ6号(3)(十亀)

◎ルーキー辰己 待望の一発

 前日の零封負けした鬱憤(うっぷん)を晴らすかのようだった。東北楽天は10安打、8得点の猛攻で連敗を4で止めた。チームに久しぶりに笑顔が戻った。
 3−1の七回の打者一巡の攻撃が圧巻だ。無死一、三塁からウィーラーが、3番手十亀のカットボールを右前適時打。銀次の二失で1点を加えた直後、一、二塁からブラッシュが値千金の中越え3ランを放った。「貴重な追加点だった」と、平石監督は手放しでたたえた。
 いい流れを呼び込んだのはルーキー辰己だ。0−1の三回2死、先発本田(東北学院大出)のカットボールを鋭く捉えた当たりはプロ初本塁打の中越えソロとなった。「球種を狙ったわけではないが、自分らしく打てた。やっと(1本)出た」と喜んだ。
 開幕メンバー入りしたものの、オコエに外野の定位置を奪われ、4月22日には出場選手登録を抹消。「悔しかったが、自分の打撃を見失っていた。練習量が多い2軍で、感触をつかみ直せた」。再登録の3日後に殊勲の一打を放った。平石監督は「1点が早く欲しいところで打ってくれた。(最近は)タイミングの取り方に余裕が出てきた。2軍のスタッフもよくやってくれてありがたい」と話した。
 チームは1日で勝率を5割に戻した。辰己は「僕が出ているから勝てへんと言われたくない。我慢して使ってくれる首脳陣に少しでもアピールしたい」と、巻き返しの起爆剤になる決意を示した。
(狭間優作)


2019年05月08日水曜日


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