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長時間勤務強いられ、退職も認められず・・・ 仙台の焼き肉店社員が労働審判申し立て

 長時間勤務を強いられた上、退職を申し出ても認められないのは違法だとして、仙台市青葉区一番町の焼き肉店に勤務していた30〜40代の男性3人が8日、店を経営する石巻市の会社に、未払いの残業代や慰謝料など計約270万円の支払いを求める労働審判を仙台地裁に申し立てた。
 申立書などによると、同社は昨年2〜5月、3人を正社員として採用。うち2人は開店準備などで7月下旬〜8月中旬、25日連続勤務を強いられ、上司から長時間の叱責(しっせき)を受けるなどして、いずれも適応障害と診断されて休職した。
 他の1人も、2人が休職した影響で長時間労働を強いられて体調を崩した。3人は10、11月、退職の通知書を出した。
 会社側は3人の退職を認めず、退職日までの勤務などを定めた同社の就業規則に沿った手続きを取らなければ「傷病手当金の申請にも協力しない」などと主張したという。
 仙台市内で記者会見した申立代理人の太田伸二弁護士は「労働者の権利である退職を妨害する主張は極めて悪質で認められない」と指摘。会社側は河北新報社の取材に応じていない。


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2019年05月09日木曜日


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