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<ベガルタ>仙台光る堅守 「あれが最後の手段」シマオマテ献身的働き

FC東京−仙台 試合終了間際、中盤でクリアする仙台・シマオマテ(右)(佐藤将史撮影)

 ルヴァン杯での仙台は頼もしい。1次リーグ首位通過に必要な勝ち点1を堅守でもぎ取り、渡辺監督が言う「われわれのミッション」をクリア。「門番」としてFC東京の攻勢を止めたのがシマオマテだ。
 会場となった秩父宮らしく、ラグビーさながらの当たりの強さを見せた。中盤で相手が保持するボールへ果敢にタックルを仕掛けて再三にわたり奪取。ショートカウンターの起点にもなった。
 「チーム全体でコンパクトでアグレッシブに戦い、相手の攻めを難しくさせた」とにやり。後半26分には、自陣ゴール前でくぎ付けにされて2次、3次攻撃を浴びたピンチに「あれが最後の手段」と体を投げ出して切り抜けた。献身的な働きを、最終ラインを固めた大岩は「ボールを奪う個の力は半端ない。すごく頼もしかった」と感謝する。
 1次リーグ突破へ負けられないFC東京は、17歳の久保建、東、エースのディエゴオリヴェイラと主力を立て続けに投入。リーグ戦で、首位を走るチームの攻勢を浴びても零封でしのいだのは大きな意義がある。
 「4−4−2」の布陣に切り替えて以降、公式戦の無失点は初。元モザンビーク代表の実力者は「継続すればもっと良くなる。(17位と苦しむ)リーグ戦でも勝ち点を取れると思う」と言い切る。ルヴァン杯でつかんだ自信を手にリーグ戦へ向かう。(原口靖志)


2019年05月09日木曜日


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