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<仙台六大学野球>東北大、打撃強化着々 仙台大戦で逆方向へ2発 速球対策実を結ぶ

仙台大2回戦で7回に3ランを放った桜井優(左)=5日、仙台市青葉区の東北福祉大球場

 派手な一発攻勢がスタンドを沸かせた。仙台六大学野球春季リーグ第4節の5日、東北大は仙台大との2回戦で満塁弾を含む2本塁打を放って8点を奪った。投手陣が崩れて金星はならなかったが、昨年から取り組んできた打撃改革が実を結びつつある。
 2発とも逆方向へのアーチというところが成長を示している。一回は1死満塁から5番村井駿亮が大関友久の速球を捉え、七回は代打桜井優宏が小林快から3ラン。2人とも最速140キロ超の左腕。右打者が高めの直球を逆らわず右翼席に運び、速球に力負けしないところを見せた。
 全国から有力選手が集まる私学相手に力勝負では分が悪い。従来はつなぐ野球に主眼を置いてきたが、好機をつくっても生かし切れない場面が目立った。
 「つなぐよりも一振りで得点を奪える可能性に懸けたい」(鈴木得央監督)。昨年からピッチングマシンを通常より前に置き、速球攻略に特化した打撃練習を重ねた。今季のチーム本塁打は3本で、トップの東北福祉大(4本)に次ぐ。昨春は2本に終わっていることからも、練習の成果が表れているようだ。
 残念ながら今季は未勝利だが、東北工大、宮城教育大と当たる終盤戦で勝ち点獲得を目指す。村井は「思い切りが良くなったことで、自信を持って打席に立てている。フルスイングを徹底して打ち勝つ」と意気込む。(大谷佳祐)


2019年05月10日金曜日


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