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<気仙沼大島大橋開通>1ヵ月で11万2000人訪問、昨年の観光客数を既に上回る

小田の浜海水浴場に集まった観光客=5日、気仙沼市大島

 気仙沼市の大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋の開通から1カ月間(4月7日〜5月6日)の大島の観光客数が約11万2000人となり、昨年1年間の島の観光客数を上回ったことが10日、明らかになった。東北で初めて離島に架かった橋を渡ろうと、宮城県内外から観光客が島に殺到した。
 10日にあった市議会震災調査特別委員会で市が示した。島内2カ所にある駐車場から亀山に向かうシャトルバスの利用者数や駐車台数、県による交通量の調査などを基に推計した。
 1カ月間の観光客数は11万1976人で2018年の大島の観光客数(9万3700人)の約1.2倍に達した。
 このうち大型連休中(4月27日〜5月6日)は5万9793人を記録。1日平均は5979人で、過去最多だった17年(2144人)の約2.8倍だった。
 橋の開通効果は本土の観光にも及ぶ。大型連休中の大島を含む市全体の1日平均観光客数は2万5641人で、前年(1万3226人)の約2倍。東日本大震災前の10年(1万7071人)と比べても約5割増となった。
 特別委では島内の駐車場やトイレの不足、観光案内の不備など、大型連休中に出た課題の早期解決を求める声が上がった。
 菅原茂市長は「観光面で期待した効果が数字にはっきり表れた。まだ準備が間に合っていない点もある。寄せられる情報を基に課題は早期に改善したい」と話した。


2019年05月11日土曜日


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