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<入試のツボ>志望校分析を万全に

◎新公立高入試制度(5)学力検査

 宮城県の新公立高入試制度について、学力検査の出題方法や内容に関する情報は少ないようだ。
 新制度でこれまでの前期と後期の試験が一本化され、従来の後期選抜と同じ出題形式になるとみられる。今後の教育改革に合わせ、これまで以上に読解力や表現力、図表や資料の分析力が問われるだろう。
 出題方法や内容の詳細が公表されない段階でも、できる対策はある。志望校の配点を知り、傾向に応じた学習を進めることだ。
 手始めに志望校の調査書点と、学力検査の各教科配点を調べよう。特色選抜は各校で教科別配点が大きく異なり、受験勉強の進め方次第で合否が左右される。
 例えば仙台三の理数科は、数学と理科が各200点で、英語・国語・社会が各150点の合計850点(表)。調査書点は195点だから、ほぼ入試の時の学力検査点で合否が決まる。
 理数科や工業系学科は数学と理科の2教科、普通科は英語・数学・国語の3教科を重視する傾向が見られる。仙台東の英語科は、英語が200点、他4教科が各125点で英語重視を前面に押し出している。
 配点が分かったら、対応した学習計画を立てよう。特色選抜は調査書点、学力検査点、面接などの合計点で合否を判定する。
 学力検査点の割合が高いほど、入試当日の出来が合否に直結する。特定教科の配点が高い場合、高校がその教科を得意とする生徒を求めていることになる。学習計画はその教科をメインにすることが重要だ。
 新入試制度に不安を覚える受験生も多いだろう。志望校分析を万全にして計画を立て、しっかりと実践すれば合格への道は開ける。早めの対策が重要であり、今から志望校分析を始めてほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)


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2019年05月11日土曜日


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