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<山形・きらやか銀野球部>全国へ闘志燃やす 今季就任の村上監督 仕事も全力投球貫く

生還した走者を迎える村上監督(右)=8日、仙台市宮城野区の市民球場

 社会人野球のきらやか銀行(山形市)の監督に今季、村上真氏(39)=仙台市出身=が就任した。チームは昨年、全国を逃した。その悔しさをばねに「今年は必ず全国の舞台を踏む」と闘志を燃やす。
 仙台市などで開かれている社会人野球大会で、きらやか銀は8日の初戦で航空自衛隊千歳(北海道)と対戦した。「選手の自主性を重視したい」。村上監督は指示を最小限にとどめ、ベンチからじっと戦況を見詰める。チームは5盗塁を決めるなど足を絡めた攻撃を展開し、6−2で快勝した。
 村上監督は仙台高、東北学院大で捕手として活躍。2002年に旧山形しあわせ銀行に入行し、3年目から主将を務めるなど主力選手として13年までプレーを続けた。
 選手には仕事と野球の両立を求める。山形しあわせ銀などが合併して07年に誕生したきらやか銀の野球部は、同年秋から約2年間、クラブチームとして活動。企業チームのような業務の免除はなかった。
 村上監督も営業マンとして勤務しながら野球を続けていた。「会社の理解があるから野球ができる。選手の誇りを持ちながら、仕事にも全力投球してほしい」と説く。
 今季の目標は都市対抗野球大会8強と日本選手権初出場。16年の都市対抗初出場では、1回戦で強豪パナソニックを破る大金星を上げて山形が大いに沸いた。村上監督は「あの時の感動をもう一度与えられるような試合をしたい」と意気込む。


2019年05月11日土曜日


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