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<登米ウイーク>耕す心いつまでも 田植え最盛期

朝の光に包まれて輝く北上川=9日午前5時25分ごろ、登米市東和町錦織付近

 大きく曲がりくねった大河に朝の光が差した。田んぼは一枚ごとに鏡となり、里の山々を映し出す。宮城県北の北上川流域で田植えが最盛期を迎えた。
 登米市東和町錦織の浅草地区。水田には4月末に川から水が引かれ5月に入り作業が本格化した。みやぎ登米農協(登米市)によると、今年は4月に寒暖の差が激しかったため、育苗の温度管理が難しく苗がうまく育たなかった農家もあり、作業が若干遅れている。
 地区で4ヘクタールを耕す農業菅原武雄さん(66)は「連休中は強い風に悩まされた。ここ数日は穏やかなので作業がはかどる。もうひと頑張りだ」と話す。
 この地域は江戸期初め、舟運の利便と新田開発のため、仙台藩が土手を築いて河川改修を行い河道が大きく東へと変えられた。「耕心萬代(耕す心をいつまでも)」。美田を見下ろす碑にはそう刻まれている。

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2019年05月12日日曜日


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