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<登米ウイーク>「寺コン」御利益続々 令和婚カップルも誕生

結婚式の衣装合わせで、柳津虚空蔵尊を訪れた大野さん(左)と鈴木さん。令和の新時代に新たなスタートを切る

 1300年の歴史がある登米市津山町の柳津虚空蔵尊(やないづこくぞうそん)で婚活イベント「寺コン」が開かれ、良縁を求める男女がお見合いパーティーに参加している。5年間で8組が結婚にこぎ着けた。18日には新元号になって初めての「令和婚カップル」が挙式する。

 寺コンを手掛けるのは虚空蔵尊副住職の妻、杉田史(ふみ)さん(46)。5年前から年3、4回、江戸期に建てられた旧庫裏を改装したカフェ「夢想庵」などを会場にお見合いイベントを開く。
 対象は20〜40代の男女。男性はジャケットとネクタイ着用、女性は和服を着て臨む。参加者は副住職から良縁成就の祈願を受け、自己紹介をして複数と対面。会話やゲーム、食事などを楽しむ。お付き合いしたい異性の名前を紙に書いて双方の意思が合致すればカップルが誕生する。
 虚空蔵尊は檀家を持たない祈願寺で「人々の心を癒やし笑顔をつくる」ことを理念にしている。杉田さんは「異性との出会いが少なく、真剣に結婚相手を見つけたいという人が多い。お寺だから信用できると頼って来てくれるのがうれしい」と話す。
 2017年春の寺コンでカップルとなった東松島市の会社員大野晃広さん(33)と登米市迫町の看護助手鈴木遥美さん(34)は18日、虚空蔵尊で式を挙げる。2人は寺コンの数年前に共通の知人を介して1度、飲食の席で出会い、寺コンで偶然再会した。
 大野さんは「この寺で再び出会わせてもらった。不思議な縁を感じる」と語る。鈴木さんは「お参りデートで寺のカフェに来るといつも声を掛けてもらえる。良い縁を結んでいただいて本当に感謝している」とほほ笑む。
 次回は7月7日に七夕イベント「浴衣で寺コン」が開かれる。30代の男女各10人限定。連絡先は柳津虚空蔵尊0225(68)2079。


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2019年05月12日日曜日


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