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<登米ウイーク>プロの技伝授、子どもに自信 Uターン佐々木さんのダンス教室人気「将来の夢かなえて」

子どもたちにダンスを教える佐々木さん(手前)=登米市豊里多目的研修センター

 登米市で毎週開催されるヒップホップやダンスホールレゲエのダンス教室が、子どもたちに人気だ。講師は東京からUターンした同市豊里町出身のプロダンサー佐々木聖彦(きよひこ)さん(38)。「将来はダンサーやモデルになりたい」。そんな夢を抱く子どもも出てきた。

 鏡の前で子どもたちが跳びはねたり、体をくねらせたり。登米市豊里多目的研修センターにレゲエの名曲が流れ、佐々木さんが小中学生らを指導する。
 佐々木さんは旧米山高を卒業後、東京の専門学校でダンスを学んだ。アルバイトをしながら毎晩練習し、渋谷や六本木のクラブに通って技を磨きプロの道へ。
 「KICK−IT」(キキ)の名で振付師やライブツアーのバックアップダンサーとして活躍。女性シンガーMINMIさんのサポートも務めた。
 妻舞さん(30)と長男を連れ、故郷に戻ったのは2015年。運送業の仕事の傍ら、16年に市内でダンスを教え始めた。
 毎週水曜は登米市迫町の登米祝祭劇場で、土曜は同市豊里町の市豊里多目的研修センターで教室を開く。市内のほか、石巻市などの約50人が指導を受ける。生徒らは「GUIDANCE」(ガイダンス)のグループ名で市内外のステージに臨む。
 豊里中3年、千葉ゆらさん(14)は女川町出身。幼稚園の頃からダンスを習ったが、東日本大震災で自宅が被災して登米市に引っ越した。その間、ダンスを習うことができなかった。
 千葉さんは「キキ先生がいたから再びダンスができた。先生のダンスはかっこよくて楽しい。教えられてレベルアップしていく自分に驚いている」と目を輝かせた。
 佐々木さんは「人前でダンスが踊れるようになると引っ込み思案だった子でも自信がつく。ダンスを楽しみ、将来の夢や希望をかなえてもらいたい」と願う。
 連絡先はガイダンス080(6796)1004。電子メールkickitdanceinfo@gmail.com


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2019年05月13日月曜日


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