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<車いすバスケ日本選手権>宮城MAX11連覇 王者の貫禄見せつける

決勝の埼玉ライオンズ戦でシュートを放つ宮城MAXの藤本

 車いすバスケットボールの日本選手権最終日は12日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで決勝が行われ、男子日本代表の藤本らを擁する宮城MAXが埼玉ライオンズに71−35で快勝し、11連覇を果たした。宮城MAXは藤本が31得点、20リバウンド、女子日本代表の藤井郁が18得点と活躍した。

 10連覇中の王者は貫禄が違った。宮城MAXが前半だけで23点差をつけ、早々に大勢を決めた。チーム力と、31点を挙げた日本代表のセンター藤本の個の力が融合。東京パラリンピックを見据える藤本は「(日本)チャンピオンとして挑戦できる。スタートラインに立ててうれしい」と柔らかな笑みを見せる。
 接戦だった初戦と準決勝から、攻撃を修正。ドリブルを減らし早めにパスを散らしてスクリーンをかけた。相手の守備がほころび、マークがずれた。
 藤本の実力は別格。体格で上回り中途半端なマークは効かない。相手が伸ばす手の上から狙い澄ましてシュートを沈める。序盤の3点シュートで「調子がいいと思え、楽になった」と気持ちが乗る。今大会から出場が認められた健常者とのマッチアップにも、動じない。むしろ「障害者スポーツは障害者が強くないといけない」と奮い立った。
 東京パラリンピックでメダルを狙う。11連覇にも満足はできない。この日は疲労がたまった後半にシュート成功率が落ちた。「代表のエースとして、最高のプレーで勝利したかった。(チームで)80点は取れたはず」。貪欲さもまた別格だった。(佐藤夏樹)


2019年05月13日月曜日


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