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<車いすツインバスケ>普及と共生へ熱戦2年目 仙台・東北文化学園大が大会 性別や障害超え交流

車いすツインバスケットボールの親善試合でシュートを放つ選手

 頸椎(けいつい)を損傷した人でも楽しめる「車いすツインバスケットボール」の親善試合が、仙台市青葉区の東北文化学園大体育館であった。同大主催で2年目の開催となった大会は、障害のある人との共生への理解促進と競技の普及を目指している。

 4月20、21日に行われた大会には宮城県と栃木など関東3県の計4チームが参加し総当たりで対戦した。車体をぶつけ合う激しいプレーも見られ、巧みな個人技からゴールが生まれるとベンチから「ナイスプレー」と歓声が上がった。
 ツインバスケは、通常の車いすバスケのゴールに加え、フリースローサークル内に「下ゴール」と呼ばれる高さ1.2メートルのゴールを置く。上肢、下肢ともに障害のある人でもシュートを打てるのが特徴で、日本で考案された。
 宮城・岩手両県などの選手でつくる「東北DREAMs(ドリームス)」が各チームに参加を呼び掛けた。代表の山田清孝さん(38)=仙台市若林区=は「一般の車いすバスケに比べ、ツインバスケは知名度が低く他チームとの対戦も少ない。大学が機会を与えて支えてくれることは心強い」と笑顔を見せた。
 東北文化学園大では、障害者スポーツ指導員の資格を取得する講義がある。学生がツインバスケの選手らと交流してきた縁で、昨年初めて大会が企画された。
 講義を履修し、大会運営を手伝った医療福祉学部1年の古田光国さん(18)=青葉区=は「性別や障害の程度を問わずスポーツで多くの人が盛り上がる姿は素晴らしい。多くの人に種目の存在を知ってもらいたい」と期待した。


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2019年05月13日月曜日


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