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<涌谷町長選>告示まで1週間 元新2氏の一騎打ちか

 現職の大橋信夫氏の死去に伴う宮城県涌谷町長選(26日投開票)は、21日の告示まで1週間となった。ともに無所属で、元町長の安部周治氏(71)と新人で元町議会議長の遠藤釈雄(とくお)氏(68)が立候補を表明しており、両氏の一騎打ちとなりそうだ。
 両氏は、今年1月に町が出した「財政非常事態宣言」を受け、財政健全化を優先課題に挙げる。
 安部氏は、町国保病院の民営化や町長・町職員の給与削減を提案。2015年の前回町長選で大橋氏との一騎打ちに敗れた後は半ば引退状態だったが、町議5期、町長1期などを務めた知名度を生かし「少しずつ支持が浸透している」と手応えを口にする。
 遠藤氏は、町国保病院の経営改善や町事業の見直しを訴える。大橋氏や中村功元県議らと町をけん引してきた実績を強調。「大橋氏の遺志を受け継ぐ」と後継者をアピールする。多くの町議から応援や支持を受け、組織力の強みを生かそうとしている。
 同町長選は当初、8月30日に投開票の予定だったが、4月4日に大橋氏が急死し、3カ月前倒しされた。急きょ周囲から出馬を要請された安部、遠藤両氏は、手探りで短期決戦に臨んでいる。
 現職町長の急死にショックを受けた町民も、選挙モードに入りつつある。その一方で「顔触れが変わらない」と冷ややかに見る向きもある。
 遠藤氏の議員辞職に伴う町議補選(欠員1)も同じ日程で実施される。3月1日現在の有権者は1万4163人。


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2019年05月14日火曜日


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