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<客引き禁止条例>4月で効果消えた? 5月一転3割増、仙台・国分町通は1.5倍に

 仙台市が条例で禁止した市中心部の客引きを10日に調査した結果、4月12日の前回と比べ30.7%増加したことが13日、分かった。4月1日に条例が完全施行され、4月は前々回の3月8日と比べ33.7%減少し、条例の効果が表れたかと思われた。だが、完全施行から40日が経過し、東北一の繁華街・国分町通などで揺り戻しの現象が起きた。
 市によると、10日調査は3月8日、4月12日と同様、市中心部の禁止区域内の18地点で午後6〜11時、客引き行為をした人数を1時間ごとに調べて合算した。
 全地点の合計は延べ898人。3月の1036人は下回ったものの、条例の完全施行で4月に687人に減った客引きが、再び増加に転じる事態となった。
 際立つのは国分町通。10日は458人で、4月の308人から約1.5倍に急増し、3月の382人も上回った。一番町四丁目商店街は205人で、4月の159人から28.9%増え、3月の264人に近い状況に戻った。稲荷小路や虎屋横丁、中央通などは4月と大きな変化はなかった。
 業種別では居酒屋、カラオケ店、風俗店とも増加に転じ、特に風俗店が36.6%増と目立った。12日時点で条例に基づく勧告は45件、禁止命令は3件。過料を科した例はなかった。
 市市民生活課の沼田和之課長は「調査結果を踏まえ、増加に転じた理由を詳しく分析したい」と語った。


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2019年05月14日火曜日


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