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<福島ロボットテストフィールド>南相馬の新滑走路でドローンの試験

新たに完成した滑走路の上空を飛行するドローン

 福島県などが南相馬市に整備中の「福島ロボットテストフィールド」に小型無人機ドローンの滑走路が完成し、ベンチャー企業による飛行試験が13日、報道各社に公開された。今後は開発拠点としての実績を積み、より高度な試験の実施に必要な制度作りにもつなげる。
 滑走路2本のうち南北方向の長さ500メートル、幅20メートルの南相馬滑走路は4月26日に完成した。通常の離着陸に加え、周辺の緑地帯を利用して不時着や荷物の投下といった特殊な訓練も可能だという。東西方向の浪江滑走路は本年度後半にも完成予定。
 飛行試験はベンチャー企業のテラ・ラボ(愛知県春日井市)が実施した。災害時の情報収集用に開発中の2種類の固定翼型ドローンのうち、翼長2メートルの小型機を遠隔操作で滑走路から離陸させ、高度100メートル付近で約3分間旋回させた。翼長4メートルの大型機も滑走路上で走行させた。
 同社の松浦孝英代表取締役は「ドローンを飛ばすことに対する地域や自治体の理解がある」とテストフィールドの意義を強調した。同社が将来的に目指す高度2万メートルの飛行試験には制度上の課題があり、県の担当者は「業界団体などと国に働き掛けたい」と述べた。


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2019年05月14日火曜日


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