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フィデアHD、東北銀の3行が共同で東京支店開設

支店入り口であったセレモニーであいさつする田尾社長(右から2人目)と国分専務(同3人目)ら=13日、東京・日本橋

 荘内銀行(鶴岡市)と北都銀行(秋田市)を傘下に持つフィデアホールディングス(HD、仙台市)と東北銀行(盛岡市)は13日、3行共同の東京支店を東京・日本橋のビル2階に開設した。経費削減とノウハウの共有による取引先企業の支援強化が狙い。資本関係のない地銀同士の共同店舗は国内で初めて。
 荘内銀と北都銀の支店が個別に営業していたスペース計約332平方メートルを改修し、東北銀の支店が移転した。戸棚で区切り、各行が60〜80平方メートルずつ利用する。共同で使う顧客対応ブースを四つ設けた。
 入り口は同じで来行者が窓口受付機のタッチパネルを押して用件を伝えると、各行員がブースに案内する。入り口脇に荘内銀と北都銀の現金自動預払機(ATM)を各1台ずつ置いた。
 開店セレモニーでフィデアHDの田尾祐一社長は「人口減や異業種の参入などで地銀が厳しい環境にある中、新しいビジネスモデルを打ち立てたい」と強調。東北銀の国分正人専務は「店舗自体は効率化を図り、外での営業力強化に努めていきたい」と述べた。
 共同店舗はフィデアHDと東北銀が2018年2月に結んだ包括的な業務提携の一環。今後、ATMの相互利用の手数料無料化も検討する方針。


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2019年05月14日火曜日


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