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64年東京五輪の聖火台 石巻に別れ 撤去工事、盛岡移設へ

石巻市総合運動公園での展示を終え、台座から撤去される聖火台

 東日本大震災からの復興支援として、宮城県石巻市に約4年間貸与されていた1964年東京五輪の聖火台が14日、撤去された。15日に盛岡市に移設される。
 展示場所の石巻市総合運動公園で撤去作業があり、高さ、直径とも2.1メートル、重さ2.6トンの聖火台をコンクリート製の台座からクレーン車で取り外した。
 聖火台は旧国立競技場の解体工事に伴い、2015年6月に石巻市に貸し出された。誘致活動をした市体育協会の伊藤和男会長は「復興のシンボルとして多くの市民を励ましてくれた。晴れがましくも寂しい思いだ」と名残を惜しんだ。
 聖火台は盛岡市に到着後、県営運動公園陸上競技場に設置。21日の県高校総体開会式に合わせ、聖火台の除幕と点火式を行う。
 岩手県内には7月14日まで置かれ、同競技場で常設展示されるほか、釜石市や陸前高田市など被災自治体を巡回する。7月16日に福島市に移設され、その後、製造地の埼玉県川口市を経て新国立競技場の正面入り口付近に設置される。


2019年05月15日水曜日


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