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<登米市贈収賄>市長謝罪「信頼損なった」 議会にも動揺広がる

市職員逮捕を受け記者会見で謝罪する熊谷市長(中央)ら=15日午前9時すぎ、登米市役所迫庁舎

 宮城県登米市発注の市迫児童館新築工事の入札を巡る贈収賄事件で、熊谷盛広市長は15日午前、市役所で記者会見し、元建設部営繕課長で石越総合支所市民課長の小野寺友生容疑者(56)の加重収賄容疑などでの逮捕について謝罪した。同日開かれた市議会特別議会では、議員から緊急質問を求める動議が出されるなど動揺が広がっている。
 記者会見で熊谷市長は「このような事件を引き起こし市民の皆さまの市政に対する信頼を大きく損なった。深くおわび申し上げる」と謝罪した。
 市によると、小野寺容疑者は2015年4月から3年間営繕課長を務め、市発注工事のうち建築工事に関する設計を外部に委託し、工事内容の確認を行う業務に携わっており、設計価格を知り得る立場にいた。
 迫児童館は市福祉事務所子育て支援課から依頼を受け、営繕課が業者に設計委託し積算を行い契約を執行。18年1月中旬には設計価格を知っていたという。
 落札したセルコホーム(仙台市)の入札金額と、最低制限価格が同額だったため市議会から疑問の声が上がり、建設部内で情報が漏れていないかの調査が行われた際には「そうした事実はない」と否定していた。
 特別議会では市議が緊急質問。熊谷市長に対し「市政への信頼を大きく損なった。到底許されない」と厳しい指摘が相次いだ。


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2019年05月15日水曜日


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